ここ数日話題となっていましたが、Adobeが「Adobe Creative Cloud」の旧バージョンのダウンロードを突如廃止し、炎上中です。
「事後報告すらない」──“Adobe CC”で旧バージョンDL廃止 アドビは理解求めるhttps://t.co/sDwqumCHri pic.twitter.com/alKdjD40cc
— ITmedia NEWS (@itmedia_news) 2019年5月13日
過去のバージョンもCS6以降なら、利用できるとして廃止直前まで販売していたのに、突如廃止ということで不自然でしたが、数日経過し、どうやらその原因も特定されてきたようです。
どうやら、特定のアプリケーションにおいてAdobe社が払うべき著作権使用料を払っていなかったことが原因ではないかとのこと。(Engadgetの下記の記事に書かれています。)
Adobe CC、旧バージョンのダウンロード提供を突如終了。ユーザーには旧バージョン削除促すメール送信
— Engadget 日本版 (@engadgetjp) 2019年5月14日
https://t.co/u3P4DzCOpi
ツイッターなどで情報を集めてみましたが、Adobeに対してかなり不満が集まってきてますね。
たしかにこの記事の通りに、Adobe側のミス(著作権使用料未払い)が原因だとしたら、自社のミスによる不利益をユーザーに転嫁しているわけで(しかも事前の説明もなく)、契約しているユーザーのことを全く考えていない対応と捉えられても仕方ない。
「Adobe Creative Cloud」は今年の2月にサブスクリプションの価格が値上げされていますが、その際は事前にお知らせがあったのに、今回はまだオフィシャルに告知もないとは…。
実質的には値上げです。
よく考えると、今まであった機能が使えなくなるわけで…。過去のバージョンをインストールできる機能が料金のうちいくらなのかはわかりませんが、その分料金が安くなるならまだしも、同じ料金のままということは、実質的には値上げ。
値段そのままでも、いつのまにかの容量が少なくなっているお菓子と同じですね。
ここ大事です。
デザイナーのAdobe離れに期待。
「若者の車離れ」と言われて久しいですが、そろそろ「デザイナーのAdobe離れ」が起こっても良いのではないかと思ってます。
考えてみてください、明日突然Adobeが「Illustrator使うなら月10万円ね!」とか言い出したら…、他に選択肢がないから使い続けないといけないんですよ…、考えただけで辛すぎ。(まぁそしたら仕事変えるかな)。まぁ半分冗談ですが、今回の件はふとそんなことを考えさせるのに十分な事案です。一社独占のグラフィック業界ってよくよく考えたら選択肢の自由がなくて怖いですね…。
まだよく調べてないのでわかりませんが、Adobe以外にプロユースとして使用できるグラフィックソフトがあるのかどうか…。今後はわりと本気で調べていきたいと思います。
ぼくの場合、最新バージョンのCreative Cloud中心に利用しているので今の所影響ないんですが…。そういえば今月更新なので、また一年サブスクリプション払わないとですよ…トホホ。
今なら、オンライントレーニング通信講座の「ヒューマンアカデミー たのまな アドビソフトウェア通信」で令和スタートスペシャルプライスキャンペーン が開催中なので、受講生になれば格安でアカデミック版のAdobe CCを利用可能。
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