コロナで売り上げが減少した自宅兼事務所(SOHO)のフリーランスは『家賃支援給付金』の申請をお忘れなく!申請期限は2021年1月15日まで。

コロナの影響で売り上げが減少したフリーランスは「家賃支援給付金」が受け取れます。実際、ぼくも先月申請してようやく先日給付されたので、実践した内容など記録しておきます。

基本的には、確定申告していて今年、コロナによって売り上げが減った月があるフリーランスは自分が対象かどうか確認した方が良いです。今年前半から始まった持続化給付金よりも、添付する書類が多く断然めんどくさいですが、このコロナの状況ですとやる価値があると思います。

給付の詳しい概要は中小企業庁の公式サイトで確認してください。

概要 | 家賃支援給付金|中小企業庁

ぼくのケースですが、賃貸の自宅で仕事をしており、使用面積によって事業用と家事用に家賃を按分し、地代家賃として経費計上してます。そのため、家賃全額ではなく、事業用に計上している金額を元に算定されるので、昨年の確定申告書類の用意も必要です。

賃貸契約書が鬼門

今回の『家賃支援給付金』、申請しましたが、最初一回不備でNGをいただきました…。

がんばって用意して申請して、数週間後に「まちがってるので修正してください」ともどってくると結構ツラいです。

まぁ、普通に凡ミスで住所も間違っていたんですが、それ以外で注意したい点を実体験から挙げておきます。

条件を満たす賃貸契約書がない場合はとにかく「賃貸借契約等証明書」を!

今の賃貸ですが、不動産会社が変わるは、最初の契約から数年経っていて更新はしてるはで、指定された期間が記載されて、うまく一枚にまとまる契約書がない…。でもオンラインで申請したいし…。

どうやら貸主(不動産会社)の方にも、確認のためお知らせが行くらしく、今の不動産屋さんの記載されている契約書となると、契約更新の書類しかない…。

ということでとりあえず、指定の契約期間の記載がある、契約更新同意書をスキャンして申請したんですが、これじゃダメということで、申請から数週間後にNGがきました。

「必要な入力情報や添付書類が確認できませんでした」でもらった内容には、“とにかく「賃貸契約書」を!ない場合は「賃貸借契約等証明書」を!”的なこと書がいてあったので、もうこれは「賃貸借契約等証明書」を出せってことだなと勝手に解釈して、不動産屋さんに電話して、送っていただきました。んー、めんどくさい。

「賃貸借契約等証明書(契約書等が存在しない場合)」を、不動産屋さんに記入してもらってから送ってもらい、自分の分を手書きして、その用紙をスキャンして、、あぁぁぁ! アナログなのかデジタルなのか訳わからなくなりながらの再申請。

ちなみに、うちの賃貸、オーナーは個人で間に不動産屋が入ってるパターンなんですが、【賃貸人等自署欄】は「貸主代理」の不動産屋で大丈夫でした。というか家賃振り込んでる口座が不動産屋さんの名前なのでむしろそれで良かったのかもしれません。

家賃振り込み実績のスクショ画像作成は横着しない。

申請時には、ちゃんと家賃を払った証拠として、支払記載のある通帳のスキャン画像なんかも必要なんですが、その画像を横着してはいけません。

過去3ヶ月分の画像がそれぞれの月ごとに3枚必要で、それぞれ支払った欄などに赤線などで印をつけないといけないんですが、ぼくは横着してしまいまして、3ヶ月分まとめて同じ画像を3枚で申請したところNGでした。

ちゃんと7月分は7月の家賃支払いのところだけ印、6月分は6月の家賃支払いのところだけ印…とやらないといけないようでした。めんどおおおお! 取り乱しました、失礼。

ぼくはこの辺りでつまづいたので、同じ感じでつまづいてる人いれば参考になれば幸いです。

ちなみに、再申請でダメだったら、家賃支援給付金 コールセンターへ電話しようと思ってました。2回でできて良かった…!

再申請ありで約1ヶ月かかりました。

8月2日に初回申請→ 8月21日に「必要な入力情報や添付書類が確認できませんでした」のお知らせが届く。
その後、賃貸借契約等証明書などをもう一度用意して9月1日に再申請→ 9月9日に振り込み。というスケジュールでした。

再申請後結構かかるのかなと思っていましたが、約1週間で再審査が終わり、意外と早い。

ということで、フリーランスで『家賃支援給付金』を申請する人は、お気をつけください。不動産屋さんによって契約書や契約形態が違うのでも当たり前ですが、提出する契約書まわりが結構わかりにくいです。一度出してダメならとにかく「賃貸借契約等証明書」を提出するのが良いかなと個人的には思います。

地代家賃を計上してるフリーランスは、ぜひ申請をお忘れなく。申請期限は2021年1月15日までとのことです。まだまだコロナの影響は消えませんが、個人事業主がんばりましょう。