フリーランスに関するネット記事を読んだので、ご紹介。
HUFFPOSTに掲載されたフリーランスに関する記事。
この記事を執筆した雨宮処凛氏は、クレジットカードの申し込みや、賃貸契約の場においてフリーランスの信用度が著しく低いことを経験し、そして、日本社会が多様な働き方を推進しつつも、いまだその傾向に対して対策を何もしていないことに対し苦言を呈しています。
詳しい内容については、リンク先の記事を読んでいただければと思いますが、クレジットカードの発行や、賃貸契約について、同じフリーランスとして同様に感じる場面は多少あります。
特に、元会社員の賃貸暮らしからフリーランスの賃貸暮らしになった身としては、賃貸については保証人の件でほぼ保証会社が必須になってきているなと感じてます。
不動産屋さんや大家さんはどうしても年配の人が多いので、新しい世代の働き方なんて関心もなく、どうしようもないんだろうとある部分ではあきらめつつも、非正規社員や、フリーランス、自営業者を優遇する不動産屋さんがあれば、皆絶対利用するのになぁと思ってます。
そうか、今後ますます増えていく高齢者も非正規じゃないですか、今後ますますビジネスチャンスもありそうですね。
クレジットカードは会社員時代に取得しておこう。
この記事で、ぼくの経験と違う点はクレジットカードを会社員時代にすでに所持していたため、フリーランスになった後も不自由なく追加発行できたということ。
クレジットカードは発行してしまえば、あとは遅延なく適度に使用しておけばクレヒス(クレジットヒストリー、いわゆる利用履歴)が刻まれていくので、信用が積み重なり、その後のクレジットカード発行で有利になりますから。
最初の発行だけ無事すませておけば良いのでそれほどハードルは高くないです。
会社員時代に発行するならプロパーカードがおすすめ。詳しくはこちらの記事で解説しています▼
http://www.sohofreak.com/3979/会社員じゃない場合は?
もし最初からフリーランスだったら…、どうすれば?という場合。今回取り上げた記事にはすごいヒントがあって、デパート、百貨店系のクレジットカードを発行する方法がまずあります。
パルコカードや、エポスカード、ルミネカードなどですね。これらは各デパートや百貨店のファイナンス部門が顧客獲得のためかなり審査がゆるいといわれており、また年会費も無料。なかなかカードの審査が通らない人はまずはこのあたりに申し込みしてみるのもあり。
でも、まず申し込むなら、ぼくのおすすめは楽天カードです。
こちらも年会費無料。デパート、百貨店系の提携カードだとそのお店が自宅や職場の近くにあればまだお得に使えて良いんですが、引っ越しや転職でそのお店から離れると途端に使わなくなるんですね。
なので、そういった可能性のある人は、楽天カードをまず申し込んでみてはいかがでしょう?
ネット通販の楽天市場なら、どこにいても利用する機会もありますし、ポイント還元率も楽天市場なら数パーセントに。楽天以外でも1%還元と使いやすい。
楽天カードも審査がゆるいことで有名ですから、クレヒスを積む最初の一枚として早めに取得しておくのも方法としてはありだと思います。
フリーランスの信用が低いのは、ぼくらの前の世代が現役でいる限りなかなか払拭されないと思ってます。クレカを早めに作っておくなどそれに対応しつつ、今後、フリーランスが増えてきていずれ時代は変わっていくと思いますが、まだまだ時間はかかるでしょうね…。