先日、書店でグラフィック素材集を探していたら、目を引く本があったので購入した本 デザイナーとして起業した(い)君へ。成功するためのアドバイス – Work for Money, Design for Love を読了したので、ご紹介。まず、タイトルに惹かれて手に取ったわけなんですが、タイトルの通り、デザインビジネスをしている個人事業主に向けた成功するためのアドバイスが書かれています。
著者はDavid Aireyという、フリーランスデザイナーの方です。デザイナーとして企業をクライアントにブランド・アイデンティティ・デザイン(ブランドの総合的なデザイン)の仕事をし、またブログが人気で世界中のデザイナーがブログにコメントをしたりと、この本でも様々な成功しているデザイナーからのコメントが載っていました。
屋号の付け方から、クライアントとの付き合い方、さらにデザイン料金についてのアドバイスなど、まさに今の自分の立場にドンピシャの内容だけに、読み応えがありました。
PCの前で締切と戦っている自分にとっては、他のフリーランスデザイナーがどのような感じで仕事しているか、どんなことに頭を悩ませているのか、非常に参考になりました。
デザインとは問題を解決することであると、改めて文字で読むと新鮮です。
価格の決まっていないデザインという商品・・・もといサービスはクライアントとの価格のやり取りはいつも悩みのタネです。どこかで読んだんですが、デザインビジネスほど危険な商売はないとどこかの誰かが言っていたとか。料金を回収できない可能性もありますからね、クライアントが怒っちゃったり。。
私も価格の決まっている商品を売る小売とかは分かりやすくて、いいなぁと思うことはたびたびあります。
でも、その問題を解決すること=デザインであると、、自分の人生をデザインすることがデザイナーであるとはよく言ったものですねw
「クライアントの要求に従おうとして、自分を曲げてばかりいると、いずれ何かが壊れてしまうのは避けられない、と覚えておくことは重要だ。」
実際辛い状況も多いだけに、胸にささります。。
あとは自分も色々な仕事してみたいですね。
情熱を忘れずに、クリエイティブな仕事を心がけつつ、収入源の確保に努めます。