車に疎い人間が中古車を探す時に、気を付けたい7つのこと。

車、買い換えました。
もちろん中古です(汗

今まで乗っていた車が、今年に入ってから10万キロ突入。
電装故障、エンジントラブル、内装の経年劣化と結構限界が見えてきました。

特に「気に入っていて長く乗りたい」というわけではないので、
今後安全&快適に乗るなら、今の車を整備する金額と、
程度の良い中古車に買い替えを比べた場合それほど金額が変わらないということで
少しだけ高年式で、少しだけ大きな中古車に買い替えました。

その時に気を付けておきたかったことをシェアしておきます。
(次回買い替える時の備忘録も兼ねて…)

1、中古車屋の保証がついているか

新車には3年~5年のメーカー保障がついています。
しかし、中古市場に出回っている車はその保障が切れたものが大半。何かあるかわからないのが中古車。

自分の場合、3か月の保証が付いていましたが、さらに延長保障がつけられる中古車屋だったので、さらに2年の補償を3万円程で付けました。

通常の消耗品(オイル、ゴムなど)には適用されませんが、エアコンやエンジンの故障などは適用されます。エンジンの故障など数十万かかってしまうので、3万円は痛いですが、こればつけようと決意しました。

ディーラー系(トヨタやホンダのディーラーがやってる中古車販売店)だと大抵一年保証がついてきます。
そういう意味ではディーラー系の方が良かったかも。。

保障をつけた場合、そのディーラーや中古車屋さんで車検や決められた点検を受けることが条件となるのでご注意ください。

2、ガソリンの種類はハイオクか、レギュラーか

以前乗っていた車がハイオク仕様だったんです。しかも買った後に分かり、後悔したという。。
その後、購入店の人に「別にレギュラー入れても大丈夫だよ」って言われたけど、実際レギュラーを入れてみるとエンジンの調子も燃費も明らかに悪くなるんですよね。

ガソリンはリッター当たり10円程高いので、40リットル入れると満タン一回で400円の差。
距離を走る人ほどその差はお財布に響いてきます。

今回はレギュラガソリン車一択でした。
※電気自動車やハイブリットは予算の都合で今回は除外してます。

3、欲しい車種のグレードやオプションを調べると思わぬ発見がある

中古車の場合、ナビやETC、バックカメラ。他にもサンルーフ、エアロなど
前の所有者が惜しみなく付けたオプションがついていることも少なくありません。
自分が新車で買うならつけられないような(金銭的な意味で・・・)装備の車がゴロゴロあり、
ちょっとし宝さがしのような感覚を覚えます。

上位のグレードのものが変わらない価格で売っている場合も少なくないので、
欲しい車種が決まったらどんなグレードや、仕様車があるか一応調べることがおすすめ。
年代によってフロントグリルが違うなど、より自分好みのデザインが存在する可能性があります。

思いもしないお宝に出会うのが中古車探しの楽しみでもあります。

ただ、中古車は流動的な市場で、どうしようと悩んでいるうちに、売れてしまうと二度と買えませんので、
ある程度の妥協は必要だと思います。中古車は一期一会です。

まぁ、売れてしまったら縁が無かったとあきらめましょう。人生とはそんなものです。

4、搭載しているナビが地デジに対応しているか

これ、重要です。今の時期買う中古車に多い問題、第一位。

2011年7月24日に地デジに完全移行したため、
現在の市場にある中古車のテレビがアナログの確率が高いです。

これ、すっかり忘れてました。。。
私の購入した車のナビもメーカーオプションナビでしたが、アナログTVのためつけると砂嵐です。。

ただ、この問題はデジタルチューナーを自分でつけることで対応可能です。

今だと、ワンセグチューナーがかなり安くなってますので、
どうしても欲しい車のナビがアナログでテレビをとりあえず見れるようにしたい場合は
導入するという手もあります。自分はとりあえずこれで乗りきろうと思ってます。

ナビのAUX(外部入力)から見る方法と、FMトランスミッターで見る方法の二通りあるようです。

AUX入力がついていれば、この辺り。

が 無難そうです。

5、メーカー純正ナビの場合、走行中にTV視聴可能か確認する。

あああ、これもメンドクサイ。。。

メーカー純正ナビを搭載している中古車って以外と多いです。
その場合、確認しておきたいのが
走行中もテレビが見られるか。ナビが操作できるか。

です。

メーカー純正のナビ(起動するとメーカーロゴがでるアレ)って、走行中に運転者がTVを見て事故を起こさないように、シフトレバーがパーキングブレーキになっていないと観られないようになっているんです。

でも、助手席の人どうすんねんって話で、見れるようにしたいのが人情ってものです。

前の所有者が対処していれば良いんですが、していない場合
・TVキャンセラ―(TVキット)の取り付け
もしくは
・アース落とし
の処理が必要になります。

自分でもできそうだけど、センターパネル外したりメンドクサそう…試案中です。

できれば、走行中も写るものを選んだ方が無難です。
純正以外の社外ナビを付けている中古車は走行中も見られる可能性が高いです。
テレビなんて見ないよって人は、良いんですが、観たい人は気にした方はいいですよ。

今さらだけど、買う前に、購入条件として中古車屋さんに走行中も観られるようにして欲しいとお願いしておくこともできたかも。

6、欲しい車種の情報収集&リコールに対応済みの車か確認する。

発売して何年か経っている車だと、その車の情報はネット上に沢山あります。
故障しやすい箇所、乗り心地などなど、先人たちが詳細にレポートをしてくれているのでその情報をもとに、自分が気になるところを中心に試乗したりと納得して購入しましょう。

リコールの対策がされているかどうかもチェック。
車体番号が分かれば、各メーカーのHP上で
その車体にどんなリコールがあり、対策済みかどうかが自分で確認できます。

納車後自分でディーラーに持ち込んでも同じだけど、手間だし、預けている間車が使えなくなるので、納車までに対策しておいてもらうと後々楽。

7、中古車展示場はそこそこに、詳しく探すのはネットが便利。最終的には自分の目と鼻で必ずチェック

中古車展示場、楽しいですけど疲れます。。
着いた途端セールスマンが寄ってきて、ずっとついて回ります。
そして、展開によっては半日以上はかかります。。
私には、2~3か所が限界です。。

ある程度目星をつけたら、気に入った中古車屋さんに探してもらいつつ、自分でネットで探しました。

あと、車内の「匂い」に気をつけてください。前の所有者の使い方でけっこう芳香剤の残り香がキツイ場合が多いです。

そうそう、「今決めてくれたら、サービスしますよ(云々)」って、言われますけど、よっぽどこれだってもの以外は一度持ち帰りましょう。

自分の場合、調べてみたら、同じ車種でも特別仕様車により良いデザインのものがあって、しかもそっちのほうが安いっていう。